プラトンインプラントBiOとは?
プラトンインプラントBiOとは、埋入初期ではハイドロキシアパタイトの骨伝導能によって早期の骨結合を促し(バイオインテグレーション)、
その後ハイドロキシアパタイトは骨に吸収置換され、チタン表面と骨が直接結合する(オッセオインテグレーション)アクティブインテグレーションインプラントです。
特徴1․ 1~5μmの薄膜コーティング
薄膜コーティングにより、生体内でBiOのコーティング層の亀裂、剥離のリスクが小さく、感染等を引き起こすリスクも極めて低くなります。
特徴2 ․ 熱分解法による低温コーティング
他のコーティング法と比較し、圧倒的に低温(600~650℃)でのコーティング処理により、インプラント基材のチタン及びハイドロキシアパタイトの変性、劣化を最小限に抑えることができます。
特徴3 ․ 2層コーティング
チタン酸カルシウム(CaTiO₃)とハイドロキシアパタイト(HA)の2層コーティングにより、フィクスチャと強固に化学的結合しています。
条件の不利な母床への適応
BiOは高い骨伝導能を持つことによって、「埋入時に初期固定が得られない」「軽度の骨欠損が存在している」などのケースに有効です。